2011年12月11日日曜日

Ghostscriptを使って、PDFファイルをページごとにJPEGファイルへ出力する

自宅の環境は64bit版Windows10なので、対応したファイルをダウンロードしてきてインストールします。
そして、コマンドラインで下記のように実行します。
"%ProgramFiles%\gs\gs10.02.1\bin\gswin64c.exe" -dSAFER -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE=jpeg -dJPEGQ=100 -dQFactor=1.0 -dDisplayFormat=16#30804 -r150 -sOutputFile="outputImage_%03d.jpg" "input.pdf"
実行時の引数の説明は以下の通りです。
JPEGファイルの品質に関して、dJPEGQとdQFactorのどちらを使うのかはお好みで。
  • -sDEVICE=jpeg
    何へ出力するか形式を指定する。
  • -dDisplayFormat=16#30804
    表示形式を指定する。CMYK等を指定することができる。今回はRGBを指定している。
  • -dJPEGQ=100
    画像の品質を数字で指定する。
  • -dQFactor=1.0
    画像の品質を数字で指定する。
  • -r150
    解像度を数字で指定する。
  • -sOutputFile="outputImage_%03d.jpg"
    出力先ファイル名までのパスを指定。
    %03dは、ページ数で3桁までを0埋めしてくれるという意味。
そして、実行すると以下のような感じで、PDFにあるページごとに画像ファイルが出力されます。
outputImage_001.jpg
outputImage_002.jpg
尚、ファイルの縦横を指定したい場合には、以下のように引数を追加します。
例えば、縦を1024ピクセル、横を768ピクセルにしたい場合。
 -g1024x768
ページを指定する場合は、次の引数を指定します。
 -sPageList=1
GhostscriptではPNG等、他の画像フォーマットへの出力もできます。
詳しくは下記へ。

How to use Ghostscript

Ghostscript: Ghostscript

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